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まさかのヤラセ疑惑!?〜以前の記事について〜

生き方

 N予備校の英語の授業〜英文法の知識を読解に役立てる方法が学べる〜 - 1億2700万人のうちの誰かのために

 

この記事に関して、中久喜先生がツイッターで反応を示してくれたようです。

 

あまりに良いところばかりを書いてしまったので、「まさかのヤラセ疑惑!?」ですが、私はN予備校の関係者ではありません。

 

その証拠に、過去にスタディサプリについての記事も複数書いています。

 

これが関係者でないことを示せる何よりの証拠だと思います笑

 

1.本当に良いものを紹介したい

 

文書を書くのにもそれなりに頭を使いますので、しょうもないものを紹介するのに頭と時間を使いたくはないです。

 

なので、本当に良いと思ったものだけを紹介していこうと思っています。

 

2.スタディサプリもN予備校もどちらも良い

 

本当にどちらも一流の講師陣なので、すばらしく分かりやすいです。

 

あとは好みの問題ですね。

 

ただ、最近はスタディサプリの方も生放送が始まったようなので、今後どのようになっていくのかが楽しみではあります。

 

ただ、現状では生放送のアーカイブはスタディサプリの方は見られないようですが、、、

 

競争が起きることでサービスが増えていくのは、利用者にとってはメリットがたくさんなのでありがたいですね。

 

3.方針としてディスらないようにしている

 

悪口を書くためにブログをやっているわけではないので、何もディスらないようにしています。

 

これは私の授業でもそうですね。

 

生徒の身近に関係者がいるかもしれないですし、そうすると私がディスったことで気分を害するのは生徒ですから、そこはかなり意識しています。

 

ブログもネット上にアップしたものはずっと残りますので、そこに一時の感情で悪口を書くのは賢明ではないですから。

 

私が英語を学び直す理由

生き方

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N予備校の英語の授業〜英文法の知識を読解に役立てる方法が学べる〜 - 1億2700万人のうちの誰かのために

 

前回こういう記事を書いていることからも分かるように、私は英語を学び直しています。

 

 今回はその理由を書いていきます。

 

1.人工知能の発達を待っていられない

 

人工知能の発達のおかげで、将来的には英語が分からなくても英米人と意思疎通ができるようになるのでしょう。

 

でも、それっていつやねん!!

まだけっこうかかるぞー!!

 

ということで、私は英語を学んでいます。

 

「いずれ英語の能力は必要なくなる」といっても、そのいずれが30年後とかだともう遅いわけですよね。

 

2.単純に興味が湧いた

 

学生時代は英語は「点は取れるが好きではない」という科目でした。

 

覚えればできるし、音読は好きだったので、幸い苦労はしませんでしたが、英語の授業は何となくで受けていました。

 

でも、英語を学ぶ義務感から解放された今ではむしろ英語の雑学なども楽しむ余地があり、単純に興味が湧いたんですよね。

 

どの学びも、「興味が湧く」という段階がとても大切ですが、まさに私は数年前から英語に対してその段階になっています。

 

3.対面での会話で翻訳機を使うの?

 

読むのは人工知能で代用できるかもしれませんが、英米人と会話する際にいちいち機械を使って翻訳するのは個人的には嫌です。

 

私は外国に行くのも好きなので、そうすると会話手段が必然的に英語になります。

 

その時にぎこちなくならないように、自分が困らないように備えて学び直しています。

 

4.読むのも自分の頭ですぐ読めた方が楽

 

外国の美術館などにいくと、英語で必ず説明が書いてあります。

 

英語が読めると便利なんですよね。

 

せっかく外国に行くのだから、展示品の説明文などもできるだけ読んでおきたい私には、やはり英語を学び直す必要がありました。

 

5.まとめ

 

嫌だと思いながら勉強しても頭には入らないので、英語を勉強したくない人が無理やりする必要は全くないと思います。

 

それは苦痛ですから。

私は全ての学びは「その教科に興味が湧いたら」で良いと思っています。

 

それは塾で担当している自分の教科についてもそうですし、興味を持たせるのが我々の仕事だと思っています。

 

私の場合、受験英語から離れて自分の読みたいものを気のおもむくままに読んでいると、意外に楽しくなってきました。

 

そして、英語全体に興味が湧いてきたので、現在N予備校でもう一度丁寧に学んでいる所です。

 

学んで自分の知らなかったことを知れる楽しさを、少しでも多くの子ども達が早くに感じられることを願ってやみません。

 

 

N予備校の英語の授業〜英文法の知識を読解に役立てる方法が学べる〜

勉強 受験生

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今回はN予備校の英文読解の授業がいかに素晴らしいかについて書いていきます。

 

1.前から英語を読めるようになる

 

講師の中久喜匠太郎先生は「英文読解における日本人の誤解を解いていく」ことを目的としているようです。

 

英文読解における誤解としてありがちなのが、「後ろから返って英語を読む」という読み方ですよね。

 

これに関して、中久喜先生は「それだとネイティヴの人は会話ができませんよね」とバッサリ斬っています。

 

言われてみれば「あー、確かに!」という感じですよね。

 

2.動詞の意味は文型が決める

 

これは私が中久喜先生の授業を見ていて一番目から鱗が落ちたことです。

 

全く意識していませんでしたが、確かに文型によって動詞の意味が変わってしまうため、その意味では文型というのはとても大事なものだということを学びました。

 

文型の授業は中学でも行いますが、私が習った時は「で、これが何の役に立つの?」ぐらいにしか思っていませんでした。

 

ところが、文型が意味を読み取るための有効な手段になるのです。

 

なぜなら、第二文型、第四文型、第五文型に関してはだいたいその形式をとる動詞の意味は決まっているからです。

 

なので、知らない動詞が出てきても文型が分かれば意味を推測できる。

 

受験生の時に知りたかった知識でした。

 

3.精読中心の授業

 

一つ一つの英語を丁寧に読む精読、中久喜先生はこれを大切にしています。

 

なので、ポイントとなる文については、かなり詳しく説明が為されます。

 

先生がどのように英文の意味を解釈するのかの思考過程を一緒になぞれますので、その読み方を身に付けていけば、確実に読めるようになります。

 

また、電子黒板などの現代技術を最大限に生かしているため、それだけ丁寧に解説していても授業はテンポ良く進みます。

 

まずは一文をフィーリングではなく丁寧に論理的に読めるようになることが、正確な英文解釈につながることを学びました。

 

4.問題集、参考書が充実

 

問題集と参考書の充実ぶりがすごいです。

 

問題集の英文にはなんと参考書で全訳だけではなく、一文一文の解釈方法とそのポイントが示されています。

 

精読を重視する先生は多くても、これだけ一つ一つについて詳しく解説してはくれないですし、市販の参考書でも全文の詳しい解釈方法は載っていないですよね。

 

これだけ至れり尽くせりのサービスが、5月末までは無料で利用できるというのもすごいです。

 

5.なんとネイティヴの音声も!?

 

今年度からは問題集の長文にはなんとネイティヴの音声も聴けるようになったということで、さらに使える教材になりました。

 

やはり、文の構造などが分かってからは復習の際に音読をやり込むことが大切ですので、ネイティヴの音声があるのは音読の見本にもなり、リスニング力の向上にもなるので良いですね。

 

 

 

中久喜先生の著書で、授業の中でも紹介されていますが、読解のためにどのように英文法の知識を役立てれば良いのかが載っています。

カリスマ講師の 日本一成績が上がる魔法の英文読解ノート

カリスマ講師の 日本一成績が上がる魔法の英文読解ノート

 

 



 

 

 

村上春樹作品を読んだ人はこの本を読むのもオススメ〜『騎士団長殺し』メッタ斬り〜

読書

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村上春樹騎士団長殺し」メッタ斬り!』という本が発売されました。

 

新聞などに書評を書いている人たちの対談本で読みやすかったです。

 

1.めっちゃディスるやん

 

ファンが村上春樹さんのことを崇め奉る本でもなく、作品の詳しい解釈や深読みを行う本でもなく、対談者が二人でひたすらディスっています。

 

でも、そこには愛があります。

 

実際に村上春樹作品は全部読んでいるようですし、昔の作品が好きだったからこそ最近の作品には言いたいことがあるという感じでした。

 

笑えるディスなので、読んでいて嫌な気持ちになることはないです。

 

むしろ、「あっ、それ思ってた」というのを代弁してくれている部分もあるでしょう。

 

2.『騎士団長殺し』について

 

騎士団長殺し』の作中でとある失踪事件が起きるのですが、その結末が「えっ!?」という感じで私も意外に思っていました。

 

この本でもその部分についての記述があり、散々にこき下ろしています。

 

私も納得できることだったため、面白く読めました。

 

ハルキストでなければ共感できることが多いですね。

特に私のような「流行っているから読んでみた」というような典型的なライトな読者には大いに楽しめると思います。

 

作中の時系列も分かりやすくまとめてくれていますので、それを読書ガイドにすることもできます。

 

3.『1Q84』について

 

騎士団長殺し』だけではなく、『1Q84』についての対談も為されています。

 

私は『1Q84』については途中までしか読んでいませんので、該当部分の記述についてはサラッと読みました。

 

1Q84』を既読の方は楽しめるはずです。

 

4.『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 

この作品も私は未読でしたが、この対談本では散々な評価です。

 

だいたいの粗筋はまとまっていたのでストーリーはつかめました。

 

ただ、自分が読んでいない本についてあれこれ言うのは違うと思いますので私は何も言う資格はありませんが、この本を読んでからだと『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は読もうとは思わないですね笑

 

既読の方はきっと共感できることがこの本にはたくさん書かれていると思います。

 

5.書評本の楽しさ

 

本を読んだ際にいろいろと感想を持つと他の人がどう思っているのかも知りたくなります。

 

そんな時に書評本が良いですね。

 

でも、ガチガチに表現や内容解釈を書かれると読んでいてけっこうしんどいということもあります。

 

この本は対談形式なのでサクッと読めてクスッと笑えるのでオススメです。

 

 

 

 

 

 そして私は、過去の作品で評価の高かった『羊をめぐる冒険』を読むことにしました。

 

 

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もっと評価されるべきコンテンツを紹介〜まろけの北朝鮮潜入レポート〜

ニュース

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最近私がユーチューブで見た中で「これはすごい!!」と思った動画があります。

 

それは「まろけちゃんねる」というチャンネルの「まろけの北朝鮮潜入レポート」という動画です。

 

もっともっと評価されるべき動画だと個人的に思いますので、紹介します。

 

1.そもそも北朝鮮って行けるの?

 

行けます!

 

日本からの直行便はありませんが、中国経由で入国することができます。

 

私もこれを初めて知った時は驚きました。

 

日本とは国交がありませんが、世界には北朝鮮と国交がある国がけっこうあります。

 

そういう国経由で行くことはできますが、当然、日本の大使館も何もありませんし、有事の際に日本政府が助けることができないため、日本国としては「行くべきでない」と注意喚起しています。

 

2.でも危ないんじゃ、、、

 

北朝鮮旅行に行くと、見張りを兼ねてガイドが付くそうです。

 

ですので、他の海外にありがちな粗暴犯に襲われるといった心配はなさそうです。

 

もちろん、過去に拉致問題などもあるため心配ではありますが、案外普通に観光できるようなのです。

 

3.そんな北朝鮮を潜入レポートした動画

 

テレビなどでは北朝鮮国内の様子が映ることもありますが、この「まろけの北朝鮮潜入レポート」は個人で行っていて興味深い所を写しているという所に価値があると思います。

 

北朝鮮のような国でビデオカメラを回せる勇気がすごいですよね。

 

テレビというメディアを通していないリアルな北朝鮮の実状を知ることができるという点でとても貴重です。

 

4.もっと広まるべきコンテンツ

 

ブログでもユーチューブでもそうなのですが、「誰がやっているか」が重視されることが多々あります。

 

中身のないコンテンツでも有名人のブログやユーチューブチャンネルならアクセスが集まり、いくら中身が充実していても有名でなければアクセスが集まらない。

 

これはとても寂しいことですね。

 

以前から何度も紹介しているユーチューバーのヒカルに関しても、彼のトーク力の素晴らしさや企画の面白さは3年前からほとんど変わっていません。

 

それこそ、当時のトップユーチューバーよりも面白かったのですが、知名度がなかったため、そこまで動画は伸びませんでした。

 

ところが、知名度を得た今では、もともとの面白さや実力と相まって、怒涛の勢いでユーチューバー界を駆け上がっていきました。

 

まあ、そういう事例もありますので、微力ですが、本当に良いと思ったコンテンツはこれからもどんどんと紹介していきたいと思います。

 

今回の「まろけの北朝鮮潜入レポート」、ユーチューブでぜひご覧下さい。

 

たいていの日本人が見たことのない世界を経験できますよ。

 

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欅坂46「不協和音」全曲レビュー〜すばらしき暗喩の世界〜

音楽

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今回は、欅坂46の4枚目のシングル「不協和音」の全曲レビューを行います。

 

1.不協和音

 

かなりのインパクトを世間に与えたこの曲、なかなかのスルメ曲で、何度も聴いているうちにかなり好きになってきました。

 

サイレントマジョリティ」の後の世界、ついに裏切られてしまう主人公、それでも自分の道を貫く、ストーリーができあがっていますね。

 

2.W-KEYAKIZAKAの詩

 

10代の頃には「やりたいことがない」と悩むことがありますよね。

 

まさにそういう状況、そんな主人公がやっと打ち込めるものを見つけたという感じでしょうか。

 

3.微笑みが悲しい

 

どんなストーリーなのか途中からやっと分かります。

 

親友と同じ人を好きになってしまった時の苦悩、私はそんな経験がないので分かりませんが、いろいろと大変そうです。

 

個人的には関係性は崩れると思うのですが、そんなことを言ってしまうと夢も希望もないですから止めておきます。

 

4.チューニング

 

今回のカップリングの中ではこの曲が一番好きです。

 

マイナー調で始まる最初の感じから私のツボにはまりました。

 

歌詞が比喩だらけなんですよね。

それにユーチューブにアップされているMVには昭和風の喫茶店にスパゲティ

洋書を読む男性

村上春樹的世界観が良いですね〜

 

ギター用語が恋愛の比喩としてたくさん出てくる、そんな構造が新しくて好きです。

 

曲調も歌詞もどちらも良いですね。

 

この曲は超オススメです。

 

表題曲の不協和音よりもリピートしているぐらいです。

 

5.割れたスマホ

 

これもなかなか衝撃的な題名ですが、私は好きです。

 

曲の始めからギターがガンガン鳴っていますが、相変わらずマイナー調で畳み掛けてくる感じが良いですね。

 

割れたスマホというのは、これまた暗喩ですね。

 

6.僕たちは付き合っている

 

友人の元彼女と自分が付き合っていて、いつそのことを打ち明けようかというストーリーです。

 

他の曲に比べると終始穏やかです。

 

7.エキセントリック

 

表題曲にするか迷ったと言われるぐらいの曲で、確かにかなりのパンチ力があります。

 

構成は「世界には愛しかない」の時と似ていて、最初は語りから始まり、やがて曲になっていくという感じです。

 

音楽的なことはあまり私は分からないのですが、いろいろと実験的な取り組みも為されているようです。

 

他のシングルと同じで、メッセージ性は強いですね。

 

8.まとめ

 

全体的にマイナー調の歌が多いです。

 

世界観がブレずにきっちりとできあがっているのが良いですね。

 

 

不協和音

不協和音

 

 

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加藤清正にまつわるエピソード〜秀吉への義理を果たした忠義の武将

歴史

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今回は加藤清正(1561〜1611)にまつわるエピソードについて書きます。

 

ちなみに、持っておくと良い時代感覚として、桶狭間の戦いが1560年であることを知っておくと便利です。

 

清正もそうですが、1560年以降に生まれていますので、信長や秀吉、家康などより一世代後の人物だと分かります。

 

1.豊臣秀吉子飼いの武将として

 

幼い頃に父親を亡くした加藤清正は、親戚筋にあたる豊臣秀吉の元で子飼いの武将として活躍しました。

 

秀吉も清正のことを実の子のように可愛がっていたようです。

 

本能寺の変の後、山崎の戦い明智光秀を破った秀吉は一気に天下取りに向かいます。

 

その過程で倒さなくてはならないのが、織田信長配下の武将として、しかも秀吉よりも格上の柴田勝家を倒すことでした。

 

これが、賤ケ岳の戦いです。

 

清正はこの時、大活躍し、賤ケ岳7本槍の1人と呼ばれることになります。

 

2.肥後の大名として

 

さて、肥後国熊本県)で反乱が起きた際、清正は秀吉に「武力だけではなく慈悲で民を治める大切さ」を説き、肥後国の統治を任されます。

 

この時に清正は治水や農業振興に手を尽くし、農民のことも考えた政策を行ったことから、現在でも熊本県ではとても慕われているようです。

 

もし熊本県の方がこの記事を見ていれば、現地での清正の評判をコメントで教えて下さい。

 

熊本城も清正の頃に改築されあれだけ立派なものになりました。

 

3.朝鮮出兵での活躍

 

加藤清正朝鮮出兵のルートを見ると面白いです。

 

よほどやる気に満ち溢れていたのか、朝鮮半島を超え満州の方まで攻め入っています。

 

やる気あり過ぎやん!!

 

4.関ヶ原の戦いに際して

 

1598年、父のように慕っていた秀吉が死にました。

 

この時、清正は豊臣秀頼をずっと支えていくことを心に決めます。

 

同じ頃、徳川家康豊臣秀頼のもとに頭を下げに来ました。

 

「家康殿も自分と同じ想いなんだ!!」と思った清正は、関ヶ原の戦いに際して家康側につきます。

 

ちなみに、関ヶ原の戦いは正確には豊臣家の家臣の内部争いですので、清正がこの時に豊臣家を裏切ったという訳ではありません。

 

5.牙を剥く家康

 

ところが、関ヶ原の戦いが終わると家康は野心を隠さなくなります。

 

1603年に征夷大将軍に任命されると江戸に幕府を開き、秀頼側から見れば勝手なことをどんどんと行い始めました。

 

1611年、ついに家康は秀頼に対して二条城に挨拶に来るように求めてきます。

 

挨拶に行くということは臣下の礼をとるということです。

 

当然、秀頼としては納得できないことですが、清正は挨拶に行くよう進言します。

 

「もはや秀頼様が生き残り豊臣家を存続させる道はこれしかない」

 

確かに、当時の趨勢としては江戸幕府が絶大な力を持っていましたので、この頃の家康に逆らうと滅ぼされかねません。

 

また、家康の方も邪魔な豊臣家を消そうとあれこれ考えていたはずです。

 

それを読んだ清正の判断は素晴らしいですね。

 

6.二条城にて

 

「もし秀頼様に何かあれば家康と刺し違える」覚悟で清正は秀頼の護衛につきました。

 

下座に座る秀頼に対して家康は上座に来るよう勧めてきます。

 

これを罠だと見抜いた(家康と同じ上座に座るということは、すなわち、徳川家に降らない=反乱の意思ありということ)清正は、秀頼を制止します。

 

こうして、二条城での家康と秀頼の会見は無事に終わったのでした。

 

「これで、秀吉様の恩に報いることができた。豊臣家は安泰だ」と安心した清正は、肥後国へと帰る途上の船で病気で倒れ、やがて亡くなります。

 

その後の歴史はこうです。

 

方広寺鐘銘問題、方広寺の鐘に書かれた「国家安康」という言葉について、「家」と「康」を切り離しているのがけしからんということで、大阪冬の陣が始まります。

 

言いがかり中の言いがかりですよね。

よくこれがまかり通ったなと思いますが、、、

 

やがて秀頼はその後の大坂夏の陣で自刃することとなり、豊臣家は滅びてしまうのです。

 

もし、加藤清正がもう少し長生きしていれば、豊臣家も存続していたのではないかと思えてなりません。

 

秀吉の死に際して他の武将は誰に付くのか揺れ動いた中、最後まで豊臣家及び秀頼に忠義を尽くした加藤清正はまさに忠義の武将と言えるでしょう。