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映画の世界に浸りたいならこれ、『キネマ探偵カレイドミステリー』

最近本屋でよく見かける 『キネマ探偵カレイドミステリー』という本が面白かったので紹介します。

 

メディアワークス文庫では、この手の表紙がオシャレなミステリー本がたくさん出版されていますので、作品を選ぶ際の参考になればと思います。

 

1.ストーリー

 

古今東西の映画をモチーフにいろんな事件が起こり、それを映画好きの探偵が豊富な映画の薀蓄とともに解決していくというストーリーです。

 

探偵役のカレイドが引きこもりであり外に出ない代わりに、大学生の主人公がいろいろと動き回る羽目になります。

 

2.構成

 

短編が四つ収録されています。

 

最初の3つの短編は、いわゆる日常の謎系の話で、ほのぼのと読むことができます。

 

米澤穂信さんの『氷菓』シリーズに近い感じですね。

氷菓』が気に入った人なら楽しめると思います。

 

そして、探偵役のカレイドがなぜ引きこもりなのかの核心に迫る話は第4話にあります。

 

この第4話は、少し残酷な描写がありますので、苦手な方は該当箇所は軽く読み飛ばすことをオススメします。

 

3.映画の知識で事件を解決するという点が斬新

 

ミステリー小説はたくさんありますが、テーマを映画に絞っているという点で斬新な試みでした。

 

アッと驚くトリックがあるというよりかは、映画に関する薀蓄を楽しむための本だと思いますので、映画好きの人はかなり好きになるでしょう。

 

また、私のようにほとんど映画を見ない人間でも、「そういう映画があるんだ、面白そうだなあ」と楽しめました。

 

オススメの映画を知りたい人も、小説を楽しみつつ映画についての知識も得られるので良いですね。

 

4.今後

 

現在まだ一巻しか出ていませんが、今後確実にシリーズ化されるでしょう。

 

映画と、ほどよくミステリーと、ほどよく青春が楽しめる小説ですので、あまり頭を使わずサクッと面白い小説を読みたい方にはオススメできます。

 

  

 

キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)

キネマ探偵カレイドミステリー (メディアワークス文庫)